こんばんわ。 今回は、My3Dプリンターをゲットしたのでレビューしていきます!
購入した機種は、Creality の Ender3 S1 Proです。
選定理由
いいところ
- Z軸モーターが2つあり安定感がありそう(他の機種と比べてはいない)
- モータードライバが静音使用
- ダイレクト式エクストルーダー
- オートレベリング
ここらへんが主な良いところです。逆に、エンクロージャーがないのはデメリットと理解して買ったのですが、買ってみると思ってたより深刻な問題だなと感じています。これについては後述します。
あとは、買ってから実感したのですがLEDと小物入れは思っている以上に便利でした。
他の機種との比較はこちら → 3Dプリンタ分析してみた
購入から到着まで
購入は、 サンステラ3Dモール で税込み62,700円で購入しました。
AmazonのCreality直営から買ったほうが2,000円ほど安くなったのですが、Twitterでよく見るし、学校のSermoonD1を頂いたり、フィラメントを何巻か頂いたりしていたのでサンステラさんから購入させていただきました。
7/3(日)深夜1時に注文して7/6(水)の午前中には、到着していたので、2営業日で送っていただけました。思ってた数倍早く来てびっくりしました。
いざ組み立て
本体の線画が側面に書かれた箱で届きました。まぁまぁ大きかったので重そうだなと思って持ち上げたのですが、思ったより軽かったです。
まず、開けると説明書と、領収書などなどが出てきました。ここで見えている説明書は、代理店のサンステラさんの作ったもので、中に製造元のClialityさんの作った説明書の2つの説明書が入っていました。どちらも日本語でした。
上の発泡スチロールを外すと、小物類が出てきました。
右上に見えているジップロックの中身はこんな感じでした。
真ん中の上のダンボールの中には、ニッパーが入っていて、他にもSDカードやらカードリーダー、ミニスパナ、六角などなど必要なものは一式入ってました。
ちなみに上の写真の下の方に、スクレイパーという造形品を剥がすためのハケみたいなのもついてました。
さっきの小物類の下には、本体が入ってました。
一気に新品の機械の匂いがしてきてテンション上がります。
上側を引っ張り出してこのエクストルーダーをネジ止めします。
この基板と配線の通し方かっこよすぎますね。
引っ張り出してきた、下側にZ軸をネジ止めすれば組み立て完了です。
完成!!
うん。かっこいい。
やっぱり、どれだけ組立簡単でも組立完了したときは達成感がすごいですね。
動かしてみる!!
ポチポチ押して、手動レベリングしてある程度水平出しして、オートレベリングかけます。ゆっくり待ってれば完了するので待ちます。
付属のSDカードにいろいろサンプルデーターが入ってるので印刷してみます。
まずは、コイン。ほぼ調整無しでめっちゃいい感じに印刷してくれました。ありがたい限り。
ハンドルというデータをスタートしたら長くかかりそうだったので寝ている間に働いてもらいます。
寝る前まで冷房をガンガン効かせていたからかめっちゃ反ってすごいことになってました。
エンクロージャーがない大きなデメリットはこれですね。印刷品質が室温にめちゃくちゃ左右されます。これはどうにかしたいので、エンクロージャーを自作するか市販品を買うか。
まぁのちのち検討していきます。
もう一つ、招き猫のデータも印刷しようと試みましたが、ヒートベッドから剥がれてしまい失敗。
現在、調整中です。
3Dプリンタは、使用者の腕がめちゃくちゃ重要になってきますね。
Goodポイント達
いいねって思ったポイントを紹介していきます。
いいことって気になりにくいのであまり思いつきませんでした。すみません。
LEDライト
まずはこれですね。
部屋の端っこにプリンタを設置したので、絶妙に暗いのですがこのLEDライトのおかげでなんの問題もなく見ることができます。
組み立て方の写真解説
サンステラ製の説明書は、組み立て方が写真で説明されててわかりやすかったです。
Badポイント達
ここからは、説明書のわかりにくかったところなどなどを紹介していきます。
2冊ある説明書
Cliarity製のものとサンステラ製のがついてきてます。それぞれに良さがあるのですが、最初にどっちを参照するべきかという疑問にぶち当たります。
よくよく読んでみると、サンステラ製の方はCliarity製の補助的な役割なのかなっていう気がしてくるのでそのつもりで進めました。
見当たらないワイヤークランプ
X軸のモーター横に、エクストルーダーへ向かっていっているケーブルを止めるための部品です。説明書には、ここで取り付けますって書いてあるのに、取り付け済みでした。
気づかず10分くらい探してました。悲しい悲しい。
デフォルトがデフォルトじゃない電圧切り替えスイッチ
いろいろな国のコンセントに対応できるように115vと230vの切り替えスイッチがついています。説明書には、デフォルトが230vと書いてあるので、スイッチ切り替えようと見てみると、いかにも115vを示している方になっていて何事かと思いましたが、デフォルトがデフォルトじゃなかったみたいです。
難しい。
不完全な配線図
つなげるべきコネクタが全て示されているのですが、ディスプレイのコネクタだけ忘れ去られてました。
可愛そうです。仲間に入れてあげてください。
いないことにされたお二方
彼らは、説明書の部品一覧のページで見たきり、最後までいないことにされてました。電源入れる前にもいろいろ確認しましたが、見当たらないので、そのまま動かしてみたら問題なく動いたのでOKです。
ちなみに左の部品は、Z軸リミットスイッチらしいので、今はオートレベリング用のCR-Touchがあるからいらないってことですかね。
曲がっている六角レンチ
説明書ではないですが、付属の工具の話です。
ついてきた六角がすべて絶妙に曲がってました。これは、安いからしょうがないんですかね。
使いにくいタッチインターフェイス
タッチディスプレイのインターフェイスがついているのですが、使いにくいです。まずは、反応が悪い。まぁこれはしょうがないところではありますが。
それよりも、反応しているのに実行されないことがいくらか有りムカつきます。今後のアップデートを楽しみに待ってます。
まとめ
いろいろ書きましたが最終的には満足です。
説明書やインターフェイスが使いにくいことを考えると、こういった機械になれている人じゃないと、少し作成や調整が大変かなとは思いますが、少しでも知っている人なら使えるし、この値段でここまでいろいろ付いてるので、おすすめです。
僕的には、すこし説明書がわかりにくかったおかげで、組み立てを楽しめた感はあるので、良かったです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、また今度。